2017年6月20日火曜日

William Tardy "Easy Spanish Reader" [簡単なスペイン語読本]

目次:1.Enrique y María 2.Historia de México 3.Lazarillo de Tomes (Adaptacíon)

スペイン語の初級のリーダー。一通り文法を終えた後、一週間程度で読み終わった。アメリカの高校では三年かけて読むという話だが、そんな大層なものではない。第一章は、外国語の初級読本の定跡通り、金持ち高校生のリア充生活を読まされる。この点は少し引くが仕方がないだろう。第二章はメキシコの歴史の概説で、内容的にもなかなかしっかりしている。隣国のことだから、スペイン語を学ぶアメリカ人ならこれくらいは知っておくべきだろうか。第三章は16世紀の悪漢小説ということで、これも普通に面白い。メキシコの歴史が血塗られているし、第三章も始まりが陰惨なので少しうんざりしたが、最後まで読めば納得できた。

各節毎に簡単な設問があり、解答も巻末に完備している。特に先生がいなくても読んでいて退屈しない本だ。版によっては音声CDがついていたりするようだが、わたしの第二版にはついていなかった。ただ、もともとスペイン語の聞き取りで苦労したことがなく、この点についてはどうでもいいかと思っている。アメリカはもちろん、日本のスペイン語学習者にも割と広く読まれている本みたいなので、読むのにさして時間がかかるわけでもないし、読んで損はないだろう。多分、接続法が分からないくらいでも読めるんじゃないかと思う。本文横と巻末に単語の説明もあるし、辞書がなくても読めるくらいだった。

A very good introductory Spanish reader. After finished the grammar, I read this book through within a week.

McGraw-Hill Education; 3版 (2015/7/13)
言語: 英語
ISBN-13: 978-0071850193

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